2026年のシーズンも9月に入り、JDリーグ、日本男子・女子ソフトボールリーグの「リーグ戦」の後半戦が再開されました。あいにく悪天候が続き、場所によっては台風が秋雨前線を刺激し、線状降水帯の発生による大雨の被害や交通機関への影響も出ていますが、「第59回日本女子ソフトボールリーグ」は後半戦の再開となる「第3節」を無事終了。あちこちで大雨のニュースが流れる中、「奇跡的」に予定通りの日程で全試合を終了することができました。
9月5日(土)・6日(日)の両日、岩手県一関市で開催された「プラチナセクション」では、前半戦終了時点で「同率首位」に並んでいた靜甲 ソルフェジオ、MORI ALL WAVE KANOYAの両チームが連勝を飾り、通算成績8勝2敗とし、首位の座をガッチリキープ。3位以降のチームとの差を広げ、レギュラーシーズン最終節となる「第4節」(10月9日(金)~11日(日)/茨城県古河市で開催)を迎えることになりました(※「第3節」終了時点のプラチナセクション試合結果はこちら。順位表はこちら)。
同日程で島根県雲南市で開催された「サファイアセクション」では、「同率首位」に並んでいた小泉病院 Blue Arrows、ペヤングともに1勝1敗と星を伸ばせず、通算成績7勝3敗で首位の座は何とか守っているものの、今節連勝を飾った大和電機 Blue Lakersが通算成績6勝4敗とし、猛追! その背後に迫っています(※「第3節」終了時点のサファイアセクション試合結果はこちら。順位表はこちら)。
「第55回日本男子ソフトボールリーグ」第3節は、9月4日(金)~6日(日)の3日間、三重県四日市市・高知県高知市の2会場で開催され、悪天候に見舞われ、一部「降雨ノーゲーム」や「雨天順延」となる試合はあったものの、予備日(9月7日/月)を使って、予定された全日程を終了することができました。
「第3節」を終了し、トヨタが11勝2敗で首位を走り、SAGAダイワアクトが10勝3敗の2位、Honda、安川電機が9勝4敗の「同率3位」に並ぶという図式となっており、こちらもレギュラーシーズン最終節となる「第4節」で上位5チームが進出し、「日本リーグ優勝」を争う「決勝トーナメント」出場権をかけ、その争いはさらに激化の一途を辿りそうです(※「第3節」の試合結果、順位・戦績表等はこちら)。
JDリーグは9月4日(金)、「フライデーナイター」が後半戦の幕開けとなり、栃木県宇都宮市・清原球場、愛知県刈谷市・刈谷球場、福岡県北九州市・北九州市民球場の3会場で「フライデーナイター」が開催される予定でしたが、宇都宮ラウンド以外は「雨天順延」。翌5日(土)から静岡県掛川市・いこいの広場野球場を加えた4会場で試合を行いましたが、6日(日)が再び悪天候に見舞われ、宇都宮ラウンド、掛川ラウンド、刈谷ラウンドで雨天順延を余儀なくされ、予備日の7日(月)も天候が回復せず、未消化の試合も出てしまいました(JDリーグオフィシャルサイトはこちら)。
一昨年のシーズン(2024年)からスタートしたこの企画は、日本リーグでプレーする「現役選手」たちが自ら考案し、実現に至ったものです。
このイベントの目的は、キャッチボールを通じて「コミュニケーション」を深め、ソフトボールを応援してくださる地域や人々と「つながり」を持ち、12チームの選手たちが競い合いながら「一致団結」して目標達成に向けてチャレンジしていこう! というものです。映像制作と紹介のサイクルの都合上、動画のテロップが「2025」となっていたり、1年近く前の映像が混在していたり……しているところもありますが、そこにはその時々の選手たちの「想い」が詰まっておりますので、ご容赦いただければ幸いに存じます。
このイベントには、人生で「初めて」ソフトボールを手にした方、長年ソフトボールを楽しみプレーをしている方、誰でも参加OK! ちょっとでも「キャッチボールをしてみたい!」「ソフトボールをやってみたい!!」と興味を持ってくださった方、一緒にキャッチボールを楽しんじゃいましょう!!!
引き続き「チャレンジ10,000人とキャッチボール」の動画を毎週木曜日に公開していきます。127回目となる今回も2本の動画を公開させていただきます。
1本目の動画は、花王コスメ小田原 フェニックス(チーム紹介ページはこちら)が、「花王コスメプロダクツ小田原」の社員、荻野真鈴さん、勝又彩乃さんとキャッチボールを行った動画です。
荻野真鈴さんはチームのOGであり、昨シーズンまで「現役」でプレーしており、昨シーズンはレギュラーシーズン全13試合にフル出場。打率2割9分7厘・三塁打1本・二塁打2本・打点2を挙げる活躍。「順位決定節」Bブロックでも4試合すべてに出場し、打率4割6分2厘・打点3の大活躍で、チームを「順位決定節」Bブロック「最上位」の5位に引き上げる「立役者」となっています。
荻野真鈴さんは「さすが!」のスローイング、キャッチングを見せ、勝又彩乃さんもおっかなびっくりしながらも楽しそうにキャッチボールする姿がとても印象的でした。
JSLのチームは、こうした社員の皆さんやOGの皆さんの深いご理解、温かなご支援、熱い応援があって活動することができています。その支援・応援に応えるためにも「勝利」という「結果」を出したいところでしたが……。
9月5日(土)・6日(日)の両日、開催された「第3節」では手痛い連敗。「同率首位」を走るMORI ALL WAVE KANOYA、靜甲 ソルフェジオとの対戦が組まれた「勝負どころ」の「第3節」、花王コスメ小田原 フェニックスとしては、上位チームを直接対決で叩き、自らが「上」に行く足がかりとしたいところでしたが……。初戦のMORI ALL WAVE KANOYA戦は「勝利目前」まで迫りながら、延長タイブレークの末に逆転サヨナラ負け。続く靜甲 ソルフェジオ戦も初回に先制しながら、あっさり逆転を許し、終盤の追撃及ばず2-4で敗れ、レギュラーシーズン最終節となる「第4節」を待たずに、「日本リーグ優勝」を争う「順位決定節」Aブロック進出の可能性は消えてしまいました。
※「第3節」プラチナセクション 花王コスメ小田原 フェニックス 試合レポート
第1戦 MORI ALL WAVE KANOYA戦 試合レポートはこちら
第2戦 靜甲 ソルフェジオ戦 試合レポートはこちら
「念願」の日本リーグ優勝は、またもお預けとなってしまいましたが……残る「第4節」、そして「順位決定節」で「花王らしさ」を発揮し、一つでも多くの勝ち星をつかみ、一つでも順位を上げ、来シーズンへとつながる試合を見せてほしいものです。
2本目の動画は、厚木SC(チーム紹介ページはこちら)が厚木男子ソフトボールチームの皆さんとキャッチボールを行った動画です。
厚木SCの活動拠点である神奈川県厚木市は、ソフトボールが盛んな土地柄で、高校女子で「一時代」を築き上げた「厚木商業高校」(現・厚木王子高校)が有名で何度も「全国制覇」を成し遂げています。厚木SCもそれに負けない「実績」「結果」を残していきたいところです。
ソフトボールでは、女子のチームが男子のチームと一緒に練習することや試合を行うことは珍しいことではありません。
女子TOP日本代表チームが、強化合宿等で男子のピッチャーを呼んで練習しているのは有名な話ですし、JDリーグのチーム等でも頻繁に行われています。女子の選手以上のボールのスピード、球威、ライズやドロップ等の変化球に対応することで、自らのスキルを上げ、レベルアップを図っています。
試合や実戦形式の練習では、男子のパワー・スピードを体感することで、日頃経験することのない打球スピード、走者の総力を経験することで、打球への反応、プレーの予測能力を高め、より速く、より正確にプレーすることをめざす上で効果があるのです。
日々の練習においても、様々な創意工夫を重ね、少しでも上手くなろう、自らを高めていこう……と選手たちの努力が続けられ、チームとしても懸命の取り組みを続けているのです。
ただ……その努力も練習も、すぐに実を結ぶものではなく、結果が出るものではありません。
9月5日(土)・6日(日)、岩手県一関市で開催された「第3節」プラチナセクションでは、厚木SCは連敗。厳しい結果を突きつけられました。
※「第3節」プラチナセクション 厚木SC 試合レポート
第1戦 ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校戦 試合レポートはこちら
第2戦 MORI ALL WAVE KANOYA戦 試合レポートはこちら
初戦のルネス紅葉スポーツ柔整専門学校戦は初回に3点を先制! その後も相手チームの守備のミス等もあり、有利に試合を進めていたのですが……最終回、2点のリードを守り切れず、「まさか……」の逆転サヨナラ負け。このショックが尾を引いたか、続くMORI ALL WAVE KANOYA戦は投打に元気なく、0-10の大敗でした。
投手陣に「移籍加入」の河島凛、「ルーキー」の副島優希が加わり、機能し始め、ようやく「戦える」だけの布陣が整ったと思ったのですが……。この「第3節」では、両投手ともコントロールが定まらず、カウントを悪くしてストライクを取りに行くボールを狙われ、痛打されたり、四球で走者を歩かせ、走者を溜めては失点したり……と、本来の力を発揮できず、「持ち味」を出すことのできないまま、連敗を喫してしまいました。
レギュラーシーズン最終節となる「第4節」、そしてシーズンの最終順位を決定する「順位決定節」では、「厚木SCらしさ」を見せてほしいところ。戦力的には投打ともに「もっとやれる!」力を秘めているはず。「勝ちパターン」となった試合はキッチリ勝ち切る。苦しい試合展開でもズルズルと相手チームのペースにはまってしまうのではなく、苦しみながらも踏ん張り、逆襲のチャンスを窺う……そんな試合を見せてくれれば、結果は自ずとついてくるはずです。
今週末の12日(土)~14日(月)、宮崎県宮崎市で「皇后盃 第78回全日本総合女子選手権大会」が開催されます(大会スケジュール・出場チーム・組み合わせはこちら)。
JSLからは、VONDS市原 Emerald Greenが千葉県代表、YKKが富山県代表、平林金属 Peachblossomsが岡山県代表、靜甲 ソルフェジオが静岡県代表、MORI ALL WAVE KANOYAが鹿児島県代表、ペヤングが群馬県代表として、それぞれのブロック予選を勝ち抜き、出場することになります。
JDリーグを筆頭に、大学、クラブチームといった様々なカテゴリーのチームが集い、「真の日本一」の座を争う大会となります。JSLチームの1回戦の対戦相手は、すべて「JDリーグ」のチーム。決して簡単な相手ではありませんが、1チームでも多く、1回戦を突破し、「JSLここにあり!」という試合を見せてくれることを心より願っています。
※動画は各チームの公式SNSでも公開しています。
花王コスメ小田原 フェニックス 公式Instagram
https://www.instagram.com/cosmeodawara
厚木SC 公式Instagram
https://www.instagram.com/morikanoya.2021
JSLの情報満載のInstagramはこちら
https://www.instagram.com/women_softball.jsl

| 次回予告(9月17日公開) | |
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